ブログ / / 公開: 2026年5月22日
Stocky移行ガイド|8月31日までのAPIコピーと9月1日以降のCSV保存
最初に結論
- アプリの入口は1つの 「Stocky移行」 です。
- 8月31日まで: 同じ移行画面からAPIコピーを実行し、API取得データを保存します。
- 9月1日以降: 同じ移行画面から独立した 「Stocky CSV取り込み」 へ直接進み、Stockyから書き出したCSVを保存します。APIコピーの実行は不要です。MOQ・Statistics等は画面表の貼り付けにも対応します。
- 確認: 「Stockyデータ」で一覧・検索・詳細を確認し、CSV/PDFへ出力します。
- Stocky側のデータやShopifyの現在庫は、移行しただけでは変更しません。
Stockyは2026年8月31日に在庫管理機能とAPIを終了します。Shopifyは、その後も少なくとも90日間は読み取り専用で確認・エクスポートできると案内しています。ただし仕入先はStockyからCSV出力できず、Stocky履歴がShopifyへ自動移行されるわけでもありません。
8月31日まで: Stocky APIで保存するもの
最初にUreyukiBoxのダッシュボードで「今すぐ同期」を1回実行し、Shopifyの商品を取り込みます。その後、「Stocky移行」でStocky API keyを入力します。コピー元ストアは、UreyukiBoxをインストールしたストアから判定します。API keyは処理にだけ使い、保存しません。
APIコピーは次を保存します。
| 種類 | 保存内容 |
|---|---|
| 仕入先 | Stockyが返した連絡先・住所・取引先番号等とAPI取得データ |
| 発注書 | ヘッダー、全商品明細、状態、日付、仕入先、金額、API取得データ |
| 一般の在庫調整 | ヘッダー、全明細、理由・拠点等、API取得データ |
| 税区分 | APIで取得した税区分とペイロード。仕入用の行は現行の仕入税率が未設定の場合だけ初期値候補として使用 |
| 商品と仕入先 | PO履歴に現れた候補を復元。既存の優先仕入先や仕入条件は削除・変更しない |
Stockyが未知の追加項目をAPIで返した場合も、正規化項目だけに切り捨てずAPI取得ペイロードに残します。これはHTTP応答そのものをバイト単位で保存するという意味ではありません。販売用税区分は現行の仕入税率設定へ反映せず、現在の商品ごとの税率割り当ても変更しません。
9月1日以降: Stocky CSV取り込みで保存するもの
「Stocky移行」の「Stocky CSV取り込み」には、取得元と実際のファイル名を種類別に表示します。これは9月1日以降に単独で利用できる移行経路です。APIコピーの同期状況やAPI key入力を通らず、入口から直接進めます。MOQとStatistics等に限り、CSVの代わりにStockyの画面表を貼り付ける形式にも対応します。
Low Stock: 発注点と仕入先別リードタイム
- Stockyの Reports → Low Stock を開く
- SKU/Variants を選ぶ
- CSV を押す
ファイル名は low_stock_csv.csv です。SKU・Vendor・ROP・Lead Timeを使います。Vendorを無視して商品共通のリードタイムにはしません。
棚卸し: 残したいものを1件ずつ
- Inventory → Stocktakes を開く
- 残したい棚卸しを1件開く
- CSV を押す
ファイル名は通常 download_csv.csv です。Chromeが付ける download_csv (1).csv や download_csv (2).csv も、そのまま同じ形式として読み取ります。
CSV本体には実施日・拠点がありません。ファイル名や更新時刻から勝手に推測しません。Stockyの棚卸し一覧を見出しごとコピーして読み込ませ、対応する棚卸しを選ぶと、一覧側の作成日・拠点・状態を出典付きで保存できます。分からなければ「不明」のまま取り込み、後から直せます。
Current Stock と Adjustment の意味が確定できない場合も、絶対値を作らず源泉値2列をそのまま保存します。Stockyで適用済みの差異を二重反映しないため、履歴取り込みではShopifyの現在庫を変更しません。
発注書履歴: 親一覧と個別CSV
- Reports → Purchase Orders で親一覧CSVを保存する
- Purchases から残したい発注書を1件開く
- Download → 通常のCSV を選ぶ
親一覧は purchase_orders.csv、個別は実例で purchase_order_1005.csv です。個別CSVでは Received Only / Not Received Onlyを選ばないでください。これらは部分明細なので、通常CSVの代わりにはなりません。
親一覧だけでも原本と一覧情報を保存できます。商品明細を残す発注書は個別CSVも一緒に選びます。未取得の明細は推測しません。
一般の在庫調整
Reports → Adjustments で期間・拠点等を選び、CSVを保存します。実例のファイル名は stock_adjustments.csv または stock_adjustment_csv.csv です。一般の在庫調整を棚卸し履歴として扱わないため、棚卸しCSVは別に保存してください。
在庫・移動・原価・その他レポート
- Stock on hand: Reports → Stock on hand → CSV。実例は
stock_on_hand.csv - Transfers: Stocky内にCSVボタンが表示されるストアだけ取得。Shopify管理画面へ移動してCSVが無ければ、代替ファイルを作らず飛ばす
- Average cost等: 保存したい原価レポートで期間・拠点・Vendor条件を記録してCSV保存
- その他レポート: レポート名、取得日、期間、拠点、Vendor、フィルター名と選択値を添えてCSV/TSV/テキストを保存
解析可能な表は列と行を汎用正規化しますが、業務上の意味を推測して現在庫・移動履歴・商品原価へ自動反映しません。解析できない場合も原本は残ります。
MOQ・Statistics等: 画面表を貼り付け
MOQは Vendors → 対象Vendor → Settings → Order limits の「Variant minimum order values」表を見出しごとコピーし、対応する仕入先を選んで貼り付けます。CSVを手作りする必要はありません。
StatisticsなどCSVがない画面も、期間・拠点・Vendor・フィルター条件を記録し、見出しを含む表を貼り付けます。解析可能な列と行は汎用正規化し、解析不能でも送信した原文を原本として保持します。
メモ・notes・画面にしかない情報
Stocky APIに存在する項目はAPI取得ペイロード、CSVに存在する列は原本ファイルに保持します。一方、Notes、仕入先メモ、発注書メモについて、Stockyがすべてのストアで返す保証済みの専用API/CSV経路は確認できません。そのため「自動で必ず取得済み」とは表示しません。
画面だけにあるメモ、コメント、添付、表示項目は「Stockyデータ」の手動メモまたは証跡添付へ保存します。対象レコード、出典、作成者、更新履歴を結び付け、後から書き換えた場合も履歴を残します。
取り込んだ後: 「Stockyデータ」で見る
「Stockyデータ」は取得方法別ではなく、マーチャントが探すデータ種類別に表示します。取得方法は各行や詳細の補助情報として確認できます。
- 発注書(明細・ステータス別一覧・今後の支払予定)
- 仕入先
- 棚卸し(履歴・商品明細)
- 一般の在庫調整
- 発注設定(発注点・リードタイム・MOQ・仕入税区分・商品と仕入先)
- 保存レポート・原本
- 一覧、検索、詳細
- 原本・明細・出典・取得条件
- CSV/PDF出力
- 保存済み原本の再取り込み
発注設定の発注点・リードタイム・MOQと商品と仕入先の紐付けは、履歴の固定スナップショットではなく、UreyukiBoxで現在使っている値です。取り込み後に変更した内容も含みます。
汎用正規化行はプランに応じて表示します。対象外プランでは、実値をJavaScriptで隠すのではなく、サーバーが許可した最初の行以外を返しません。表示する先頭行にも薄いグラデーションを重ね、続きがあることを示します。
料金と保証
StockyのAPIコピー、Stocky CSV取り込み、MOQ・Statistics等の表貼り付け、原本保存はFreeプランから実行できます。運用機能にはプランごとの商品・拠点・機能上限があります。
Stocky APIコピーが当方原因で完遂できなかった場合は、利用規約に定める限定返金保証があります。Stocky CSV取り込みとMOQ・Statistics等の表貼り付けは、元データの列構成や文字コードに依存するため保証対象外です。
いま行う順番
- UreyukiBoxで「今すぐ同期」
- 8月31日までに「Stocky移行」からAPIコピー
- Stockyから必要なCSVと画面表を保存
- 9月1日以降に同じ「Stocky移行」から、APIコピー不要の「Stocky CSV取り込み」を開く。MOQ・Statistics等は必要に応じて画面表を貼り付ける
- 「Stockyデータ」で件数だけでなく、一覧・明細・原本・取得条件を確認
- CSV/PDFを書き出して独立した控えも保管
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